Q.国産のクワガタでオオクワガタやノコギリクワガタ、コクワガタなど色々な種類がありますが、クワガタの寿命というのはどのくらいでしょう?

すべて同じぐらい?それとも、クワガタの種類によって変わるのでしょうか?

また、長生きさせるための飼育のコツがあれば教えてほしいです。

クワガタの寿命は越冬できるタイプとできないタイプで違います

A.クワガタの寿命というのは種類によって変わります。

国産のクワガタでは、オオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタが約2年以上の寿命で、ノコギリクワガはひと夏から1年ほど。ミヤマクワガタは約1年、ネブトクワガタは約数か月から1年の寿命となります。

この中で一番長生きするのがオオクワガタで、なんとっ!7年や6年飼育した実例があります。

それぞれのクワガタの寿命の違いにですが、オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタはオオクワガタ属…ドルクス系と呼ばれるタイプで、土や木の洞に潜って「越冬」する習性を持っています。また、暑さ寒さにも強いです。これが長生きの理由になります。

ドルクス系でも特に長生きした事例のあるオオクワガタは、この「暑さや寒さに強く越冬できる」という生態のほかに、臆病な性質も持っています。木の隙間などに隠れてじっとしていることが多く、自らほかの虫が群がっている蜜など出ていくことはないそうです。
もちろん、ちょっかいを出されれば威嚇する闘争心はありますが、この臆病さがオオクワガタが長生きできる秘訣ではないかと考えられています。

ノコギリクワガタやミヤマクワガタ、ネブトクワガタには越冬する習性がないため、基本的には短い寿命になります。

クワガタを長生きさせるには4つのポイントがあります。

まず1つ目に、ブリードには使わないこと。子孫を残す行為は人と同じように体力を消耗してしまいます。体力がなくなると長生きすることが難しくなります。同じようにクワガタを戦わせたりして体力を消費することもお勧めできません。

次に越冬できるタイプのクワガタであれば、必ず冬眠させることです。最近はエアコンもあり温度管理も簡単になりましたが、冬眠させたほうが長生きします。自然野サイクルに合わせましょう。

3つ目は、20℃から28℃の温度で飼育すること。越冬するタイプもそうですが、越冬できないクワガタは特に気を付けたほうがいいでしょう。

最後に、飼育する環境(ケース)は広くとってなるべくゆったり感を与えましょう。ストレスになりくいです。ただ、飼育する環境が広くなると、クワガタがひっくり返ってしまうリスクも多くなりますから、転倒防止用の止まり木や枯草なども用意しましょう。