Q.とある番組で、目に色のついたクワガタについて紹介されていました。白目が綺麗なクワガタだったのですが、白目以外の色のクワガタというのも存在するのでしょうか?

また、逆に目の色が黒しか確認できていないクワガタもいるのでしょうか?

色のついた目のクワガタで有名なものがあれば教えてほしいです。

白色以外にも赤色や青色が確認されています!

A.最近のカラーアイには白色の「ホワイトアイ」以外にも、赤色の「レッドアイ」や青色の「ブルーアイ」などもあるようです(私は白と赤は見たことがありますが、ブルーアイは見たことがありませんが)。

ここで目に色のついたクワガタについてちょっと説明します。クワガタやカブトムシの目は本来は黒色になりますが、稀な突然変異などで色がついたクワガタが生まれることがあり、これをカラーアイと言います。

とある報文で「ホワイトアイのクワガタは瞳のメラニン色素がなかった」とありましたので、カラーアイの生まれるのは「アルビノ(白化現象)が瞳だけにでている」と考えていいでしょう。

カラーアイで有名なのは「元木ホワイトアイ」です。オオクワガタの有名なブリーダーである元木弘英氏が作った「白目のオオクワガタ」になります。

元木弘英氏は突然変異で目が白くなったオオクワガタ同士を交配して、白目を固定するという偉業を成し遂げました。その為、名前にも「元木」と入っています。

白目以外は普通のオオクワガタと大きな違いはありません。また、死んだものを標本などにすると目は黒に戻ります。生きている間だけ見れる貴重な瞳ですね。

一時は物凄いブームだったようですが、現在はレッドアイなどの他の色が人気が高いようです。

カラーアイのないクワガタについてですが、飼育種にならない、飼育数の少ないネブトクワガタやオニクワガタ、ヒメオオクワガタなどはカラーアイはまだ確認されていないようです。もちろん突然変異種なので出てくる可能性はあります。

蛇足ですが、カラーアイの繁殖というは難しいです。「ホワイトアイ」同士を交配すれば「ホワイトアイ」のクワガタが生まれそうですが、必ず出来るとは限りません。

この辺はメンデルの法則などが絡んでくるのですが、親となるクワガタが「ホワイトアイ」と黒目の遺伝子(wB)を持っていた場合は、子のクワガタには黒目が出てくることがあります。

また、「ホワイトアイ」の遺伝子しか持っていない、所謂(ww)の親同士だとしても、血統が異なっていたりすると遺伝子情報が異なるために黒色が出てくるようです。

「レッドアイ」と「ホワイトアイ」を交配すればピンクの目の色が出てくるのでは?と思いがちですが、もちろん絵具を混ぜるようには簡単にでてきませんし、「ホワイトアイ」で累代を重ねても黒目も出てくるし、突然「レッドアイ」が出てくることもあります。